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使わない人は入力速度で大損している!?IMEの単語登録とはなにか

投稿日:2018年8月6日 更新日:

このブログを見ていただいている皆さんの中には、タイピング速度が早くなりたい!とか、もっとブログや書類を書く効率を上げたい!なんて考えている人はたくさんいらっしゃると思います。しかし、タイピングのスピードというのは一朝一夕に上がるものではなく、長期の訓練を必要とします。

そんな中、タイピングのスピードは変わらないのに、文章を入力する速度を大幅にアップする魔法の方法がひとつだけ存在します。それこそが、ズバリ、単語登録 なのです。

そんな魔法の単語登録を今日はご紹介したいと思います。

単語登録とはなにか?

まず、単語登録とはそもそもなんなのか?を具体的に説明します。
単語登録とは一般的なIMEに付属している機能で、IMEが知らない単語や、IME辞書への登録が追いついていない新語などの単語を追加登録する機能のことです。

最近はIME辞書に登録されていない単語というのも少なくなりましたが、今から20年以上前、ワープロが使われていた時代のIME辞書というのは貧弱で、珍しい地名や、専門用語などは一発で変換できないような時代がありました。

例えば最近藤井聡太4段が使ったことで話題になった「僥倖(ぎょうこう、ラッキー)」などは一般的な言葉でなく、古いIMEでは変換で出せません。
そこで、IMEの辞書に「僥倖とかいて”ぎょうこう”と読む」と教えてあげることで、その後に「ぎょうこう」と入力して「僥倖」と変換できるようになります。これが本来意図されてきた単語登録の使い方です。

実際に単語登録を使ってみる

では、実際に単語登録を使う例を説明します。今回はGoogle日本語入力での例を紹介しますが、基本的にはMS-IMEでもATOKでもことえりでも同じことができます。

Google日本語入力

タスクバーの「あ」のアイコンをクリックし、「単語登録」を選択します。

「単語」の欄に登録したい単語を、「よみ」の欄に登録したい読みを入力します。

OKを押して完了です。
これで、「ぎょうこう」と入力して「僥倖」と出せるようになりました。

単語登録は正しい読みと一致する必要はない

ここまでのお話は「何だそんな話なら知ってるよ」という読者の方も多いかと思われます。が、きっと皆さんの知らない、入力速度がドアップする単語登録の裏技はここからです。
先程は「ぎょうこう → 僥倖」という対応で単語登録を実際に行いました。次は一歩踏み込んで、日本語の話せる人にはちょっと違和感のある登録をします。
それは「ぎ → 僥倖」という対応での登録です。

「ぎ」だけで「僥倖」に変換できましたでしょうか?
これでこれから「僥倖」という表層系を入力したいときには「ぎ」と入力して変換するだけで住むようになりました!。このことは「GYOUKOU」と「GI」の差で70%もの入力キーを減らすことに繋がります。これが入力スピードが大幅にアップする裏技というわけです。

先程は「ぎょうこう → 僥倖」という知識をIME辞書に覚えさせました。これは非常に一般的な国語辞書の読み → 見出しと全く同じ関係です。
しかし、IME辞書は読み(ぎょうこう)と表層系(僥倖)の対応が国語的に正しいかなどは一切感知しません。対応する読みと表層系がきっちり対応していなくてもいいわけです。

もっと長い単語でも

ここまで「僥倖」を登録する例しか出していませんが、もっと長い単語を登録するとより有利に入力スピードがアップします。
例えばわたしはこの記事を執筆する前に「たと → 単語登録」として登録しました。「TATO」と「TANGOTOUROKU」で入力キーは66% OFFになりました。とっても効率が上がりますね。

他にもこんな例を単語登録して上げると効率が上がりそうです

  • 文部科学省 → もか
  • プーチン大統領 → ぷーだい
  • お世話になっております → おな
  • よろしくお願いします → よお

同音異義語の解消にも

単語登録は同音異義語の解消にも役立ちます。日本語には同音異義語というものがあり、同じ読みなのに漢字も意味も違うので、IMEで正しい字を選ばないといけないことが多々あります。
例えば「卵」と「玉子」なんかも同音異義語の例です。仮に「卵」と「玉子」の違いについて力説するコラムを書くとしたら「たまご」と入力する度に変換キーを押して「卵」と「玉子」を選ぶ労力が発生します。複数の選択肢からチョイスする作業を毎回挟むのは、文章の作成を中断させることに繋がり、効率が非常に悪くなってしまいます。

そこで登場するのが、また単語登録です。
こんな場合には、

  • 卵 → たまご
  • 玉子 → たまのご

なんかで登録してしまえばいいわけです。
ここから先そのコラムを書くときに「卵」を入力したいのなら「たまご」、「玉子」と入力したいのなら「たまのご」と入力すれば、自分の意図した文字を変換キーをパシパシ叩かなくても文章に入力することができます。

単語登録の注意

こんな便利な単語登録ですが、単純に使えばいいというものではありません。注意がいくつかあります。

まずは、「自分が必要な単語のみ登録すること」。
前の節では「文部科学省」や「プーチン大統領」の例を上げましたが、もしあなたが化粧用品のレビューブログの執筆をメインにしていたり、世界のコーヒー豆の美味しい淹れ方を集会するブログの執筆速度を上げたくて単語登録を使おうというのなら、「文部科学省」や「プーチン大統領」を登録する必要は全くありません。それどころか、コーヒーブログを書いている人には「もか」が「モカ」でなく、「文部科学省」になってしまうのは正直めっちゃ邪魔になり、逆に入力スピードが落ちてしまうことでしょう。

もう一つの注意は、「登録した読みを積極的に使うこと」です。
「よお → よろしくお願いします」と登録し、これを利用すると、入力キーを85%も減らすことができます。しかし、単語登録をしていても、「よろしくおねがいします → よろしくお願いします」と変換することは可能で、指が覚えているので、単語登録をしたことを忘れてつい普通のよみで入力してしまうというのはよく起こることです。
これでは、せっかく単語登録した意味がありません。単語登録を最大限活かすために、登録した単語は積極的にそのよみで入力することを忘れないようにしてください。

終わりに

「単語登録」いかがだったでしょうか?単語登録でよく使う単語を短く登録して変換することで、明らかに入力効率は上がります。今まで様々な人にこの方法を伝えてきましたが、どの人もみな「タイピング速度は変わらないのに文章を書くスピードが明らかに上がった!」と喜んでもらっています。
非常に便利な単語登録、ぜひ皆さん物にして使ってみてくださいね。

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